「ウッドデッキ、まだ使えているし大丈夫」
「色があせてきただけだから、そのうち塗ればいい」
こうした声を、現場で本当によく耳にします。
しかし、**木材のウッドデッキは“放置が一番高くつく設備”**のひとつです。
今回は、ウッドデッキの正しいメンテナンス方法と、放置した場合に起こる現実、そしてDIYの落とし穴まで、できるだけわかりやすく解説します。
ウッドデッキは「外に出しっぱなしの木材」
まず大前提として知っておいてほしいのが、
ウッドデッキは、雨・紫外線・湿気を毎日直接受け続ける木材
ということです。
屋内の柱や床と違い、
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雨が染み込む
-
日差しで乾く
-
夜露でまた湿る
この濡れて→乾いて→また濡れるを繰り返す環境にあります。
木材にとって、これはかなり過酷です。
定期メンテナンスをしないとどうなる?
① 表面の色あせ・毛羽立ち
最初に起こるのは見た目の変化です。
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色が抜ける
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表面がザラザラする
-
素足で歩くとチクチクする
この段階で対処すれば、比較的軽いメンテナンスで済みます。
② 木が水を吸い込みやすくなる
塗膜がなくなると、木材はスポンジのように水を吸います。
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雨の後、なかなか乾かない
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黒ずみが出てくる
-
カビ・苔が発生
この時点で、塗る前の下地処理が一気に大変になります。
③ 腐食・割れ・反り
さらに放置すると、
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木が割れる
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反ってガタつく
-
ビス周りが腐る
ここまで来ると、塗装ではもう止められません。
思いがけない補修金額とは?
「塗装すれば直ると思っていた」
実際に多いのがこのケースです。
しかし、
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腐った部分の交換
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下地の補強
-
床板の張り替え
が必要になると、
簡単な塗装の数倍~十数万円単位になることも珍しくありません。
最悪の場合:撤去・組み直し
特に多いのが、
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土台まで腐っている
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踏むと沈む
-
安全性が確保できない
こうした状態です。
この場合、
一度すべて撤去 → 新しく組み直し
となり、
「最初からきちんとメンテナンスしていれば…」
と後悔されるケースが非常に多いです。
ウッドデッキの基本は「塗装によるメンテナンス」
木製ウッドデッキのメンテナンスの基本は、
定期的な保護塗装です。
目安としては、
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新設後:1~2年以内
-
以降:2~3年ごと
※立地や日当たりで前後します
重要なのは、
**「色をきれいにするため」ではなく「木を守るため」**という考え方です。
DIYメンテナンスのメリット
もちろん、DIYがダメというわけではありません。
メリット
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費用を抑えられる
-
自分のタイミングでできる
-
愛着が湧く
ここまでは多くの方が想像される通りです。
DIYメンテナンスのデメリット(ここが重要)
問題はここからです。
① 下地処理が想像以上に大変
-
高圧洗浄はNGな場合も多い
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乾燥不足で塗ると失敗
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研磨不足で早期剥がれ
「塗る前」の作業が8割と言っても過言ではありません。
② 塗料選びを間違えやすい
-
室内用を使ってしまう
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造膜塗料で木が呼吸できない
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防腐・防カビ性能が不足
見た目はきれいでも、中で腐食が進行することもあります。
③ 失敗後の“やり直し”が一番無駄
よくあるのが、
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ベタつく
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ムラがひどい
-
剥がれてくる
この場合、
一度塗った塗料を落としてから再施工になります。
結果的に、
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材料費が二重
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作業時間も二重
-
結局プロに依頼
となり、最初から任せた方が安かったという結末に。
ウッドデッキは「早め・軽め」が一番安い
ウッドデッキのメンテナンスで一番大切なのは、
「傷んでから直す」ではなく
「傷む前に守る」
という考え方です。
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早い → 安い
-
遅い → 高い
これは外壁塗装以上に、ウッドデッキでは顕著に表れます。
まとめ
木材のウッドデッキは、
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放置すると急激に傷む
-
見た目以上に内部が劣化する
-
最悪、撤去・組み直しになる
だからこそ、
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定期的な塗装
-
状態に合った施工
-
無理のない判断
が重要です。
「まだ大丈夫かな?」と思った時こそ、
実は一番メンテナンスに適したタイミングかもしれません。
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