家の顔である外壁。モルタル外壁は「質感」と「意匠性」を出しやすく、ラフ仕上げ・スタッコ・リシン・ローラー仕上げなど多彩な表情が作れます。けれども素材の特性ゆえに「クラック(ひび割れ)」や「吸水性」の管理が重要。この記事では、モルタル外壁の仕上げ種類・塗装工程・注意点・塗料選び(ラジカル含む)、そして八王子を含む地域別の相場感まで、塗創建が実際に現場で行う工程ベースで分かりやすく解説します。
1)モルタル外壁の仕上げ(代表例)
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ラフ仕上げ:ざっくりした凹凸のある仕上げ。陰影が出やすく汚れが目立ちにくい。

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スタッコ:細かい粒子で組成された意匠性の高い仕上げ。高級感が出る。

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リシン(つぶしタイプ):砂骨材を混ぜた吹付で、素朴な風合い。

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ローラー仕上げ:左官の平滑感をローラーで再現したもの。施工性が良い。

仕上げによって下地補修方法や塗料のノリ(密着性)に違いが出ます。例えば凹凸の深い意匠系は下地の高圧洗浄で目詰まりを取る工程が特に重要です。
2)塗装の標準工程(塗創建の推奨フロー)
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現地調査・診断
ひび割れの種類(乾燥収縮か構造クラックか)・浮き・下地の吸水性・旧塗膜の種類をチェック。 -
高圧洗浄(霧状の汚れや塵を洗浄)
塗膜の密着に直結するため、十分な水圧・時間で洗います。 -
クラック補修
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下塗り
吸水が高い場合は浸透性シーラー(下地強化)、微細な凹凸は微弾性フィラーで平滑化・付着性向上。 -
中塗り(下塗りとの密着を確保)
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上塗り(仕上げ):選んだ塗料に応じて艶調整や多彩模様を付与。
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付帯部の仕上げ(破風、水切り、軒天、雨樋など)と最終検査。
工程中、特に取り合い(窓廻り・柱廻り)・サッシ周りのシーリングは漏水防止の観点から重要に扱います。
3)見逃せない注意点(実務でのポイント)
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クラックの見極め:幅・深さ・(水平か垂直か、連続性)で対応が変わる。クラックの延長、放置した結果、劣化が外部補修だけで補いきれない場合、他職の力が必要になります。
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シーリング管理:モルタルは硬くなりやすいので、シーリング材の追従性(伸び・戻り)を考えた材料選びが重要。
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吸水性対策:吸水が強いと塗料が早く吸われる(ムラの原因)→浸透型下塗りを必ず施工。
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仕上げのデリケートさ:意匠仕上げは模様や色ムラが目立つため、職人の技術と工程管理が成果を左右します。
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気候条件:八王子の季節(冬の低温・梅雨期の湿度)を考えた施工時期・乾燥時間管理が品質に直結。
4)塗料の選び方と特徴(ラジカル含む主な選択肢)
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ウレタン系:柔軟性があり付帯部に使われることが多いが、外壁標準はシリコン以上が主流。
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シリコン系:コストと耐久性のバランスが良く、戸建ての標準仕様として採用されることが多い。耐用年数目安は約10年前後。
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ラジカル制御塗料(ラジカル塗料):シリコン系と同等またはやや上の耐候性を比較的コスト抑えめで実現するため、近年人気が高い選択肢です。耐用年数はメーカー・仕様で差がありますが、目安は約10〜15年。施工単価目安は2,000〜4,000円/㎡程度。
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フッ素系/無機系:耐候性・耐汚染性が非常に高く長期保護向け。ただし価格は高めで、コスト対効果を建物の用途や期待する耐用年数で判断します。
塗創建の提案例(仕様候補)
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コスト重視:浸透シーラー+シリコン塗料 3工程(標準)
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コスパ重視:浸透シーラー+ラジカル塗料 3〜4工程(おすすめ)
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長寿命重視:無機系/フッ素系 4〜5工程(特に外壁劣化が大きい場合)
(各塗料の施工単価は下の「相場」節で具体的な数字を示します)
5)価格(相場)の目安 — 工程別/塗料別の算出根拠
下記は業界の情報を集約した目安です。最終見積は建物の形状(凹凸・開口部の多さ)・補修量・足場面積・付帯工事によって上下します。
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作業単価(代表的)
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高圧洗浄:250〜450円/㎡。
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シーリング(打ち替え):700〜1,500円/m。
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塗料施工(塗料別・施工込み単価の目安):
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シリコン系:約1,700〜3,500円/㎡。
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ラジカル系:約2,000〜4,000円/㎡(コスパ良好のレンジ)。外壁塗装の窓口+1
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戸建て(30坪を例にした総額目安)
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標準(シリコン):約60〜100万円。
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ラジカル採用・補修多め:約80〜130万円。
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高耐久仕様(フッ素・無機・補修多数):100万円以上〜。
各サイトの調査平均では30坪で60〜100万円というレンジが多く報告されています。pronuri.com+1
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6)地域別(八王子含む)・年度別の相場感(最新データの参照)
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八王子市の実例目安(参考):外壁塗装の市別集計データでは、八王子市の施工平均は約92万〜150万円程度として表示される。実務上は補修量・仕様で大きく変わります。
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全国(2024〜2025):人件費・材料費の上昇により、足場・人件費が相場を押し上げており、30坪の住宅で60〜100万円程度が依然として多い報告があります。
塗創建からの実務的アドバイス:八王子など東京近郊は職人確保・廃材処理・交通を含むコスト要素があるため、都市部よりも非常に安くはならない一方で、地域密着の業者を選ぶことで中間マージンを抑え、適正価格で高品質な施工が期待できます。
7)「どの仕様を選べばいい?」
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建物の築年数・劣化度合いをチェック
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予算の上限(今の予算で10年耐用か15年耐用か)を決める
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屋外環境(直射日光・雨・樹木の近さ)を考慮
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コスパ重視→ラジカル系、 最高耐久→フッ素・無機、 予算抑えめ→ラジカル系以下
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補修が多ければ、下地補修に予算を割く(ここで手を抜くと再施工が早まる)
8)塗創建に依頼すると何が違うか(八王子の強み)
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八王子エリアでの現場経験が豊富:地域特有の気候条件・施工上のクセを理解しています。
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建物調査を必要材料を把握し、補修箇所や使用材料を明示。
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見積りは工程と材料を明確に分けて提示(項目ごとの単価と数量)。
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ラジカルなどの最新塗料も取り扱い、品質とコストのバランスで最適提案をします。
9)よくある質問(FAQ)
Q. クラックが多いけど塗装で本当に良くなる?
A. ヘアクラックなら補修+弾性下塗りで補修可能。構造的な動きがあるクラックは止水や補強が必要。塗創建は現地診断で最適な補修計画を提示します。
Q. ラジカル塗料は本当におすすめ?
A. ラジカル塗料も2012年に発売されて当時は最新塗料と警戒されてきましたが、耐用年数の15年も近づき大きな問題も聞く事もなく、耐候性と価格のバランスが良く、長期的なコストパフォーマンスに優れている塗料と照明されてきました。
10)最後に(塗創建からのご案内)
外壁は家の寿命を延ばす“保険”です。見た目だけでなく、雨水の浸入や下地の劣化を防ぐことが重要。八王子で地域密着の塗創建は、現地調査で無料見積りを行っています。補修箇所が多い・仕上げにこだわりたい方もまずはお気軽にご相談ください。実際の建物を見て、材料選定・工程・価格を明確に提示します。
🔧 ご相談はお気軽に!
八王子市を中心に、外壁塗装、屋根塗装、カバー工法、葺き替え、コーキング、雨樋交換などの案件、また無料の外壁点検・見積りも実施中です。電話のやり取りが苦手、不安な方は、メール、LINEアカウントからも受付けてます!!塗装業者の塗創建に無料診断・お見積りも行っていますので、お気軽にお問い合わせください♪
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