木材の劣化!
木材でできたものはたくさんありますが、鉄部やコンクリートなどと違い
吸水性に優れており、乾湿をくりかえす度に、カビやひび割れと劣化が進むので
塗装による保護が必要です。
オイルステインとは?
塗料の一種で、ステイン塗料があります。
木材に、塗料を浸透させ木目をいかす『浸透系塗料』
塗り重ねると色は濃くなりますが、木目が消えることはありません。
ニスとは?
ニスなどは、『造膜型』塗料になり、表面に樹脂膜を作り
表面がコーティングされ、汚れや水から木材を守ります。
重ね塗りをしすぎると、木目が消えてしまいます。
浸透型と造膜型
表面に塗膜を作る造膜型は、耐久性、耐水性に優れています。
浸透型は、撥水性、防カビは備えていますが、水分への乾湿の繰り返しを
防げず、耐水性でのダメージは受けやすいです。
保護の強さなら造爆型、木目をいかしたい場合は、浸透性がお勧めです。
前回、造膜型で塗り潰されていたら
木目をいかしたいけれど造膜型で塗り潰されていたら
素地が出るまでキレイに剥離、または研磨や剥離で落とさなければいけません。
塗り潰されている木部は、以降も塗り潰しでコーティングする方が
余計な費用がかからずに済みます。
浸透性で優れた塗料、キシラデコール!
1970年、ヨーロッパのAkzoNobe(l当時Deswag)社から発売した50年以上の歴史のある透性塗料、キシラデコールです。
特徴
- 日光や風雨に強い耐候性顔料の効果で鮮明な色が長持ち、長期間木材を保護します。
- 木材に浸透し、表面に余分な塗膜を作りません。木の通気性を保つため木の呼吸を妨げないので塗膜のフクレ、ワレがおこりません。
- ハケ捌きが良く塗りムラになりにくいので、仕上げが簡単です。
- また、塗膜を作らないので、塗り替えの際もごみやほこりを落とすだけで上塗りすることができるなど、メンテナンス性に優れています。
- 木材の内部に浸透し、内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮します。
- 外部機関の各種試験で安全性を確認しています。
- ※防虫の対象はヒラタキクイムシなどの木材害虫です。シロアリ、アリ、ハチなどは対象外です。
- ※立地条件や周辺環境、建物の構造などにより、早期に塗装面の退色・変色ならびにカビ、木材害虫、木材腐朽菌などによる汚染、加害を生じる場合があります。効果を保証するものではありません。
今では、より高濃度の『キシラデコールフォレステージHS』水性の『キシラデコールアクオステージ』や
低臭の『キシラデコールフォレステージ』、抗菌仕様の『キシラデコールインテリアファイン』
なども販売されています。
木部塗装は、八王子の塗装業者、塗創建にお問合せください。