店舗の“顔”を明るく整える。見た目以上に大切なシャッターのメンテナンス。
【今回のご依頼】
今回は塗装業者様からの現場作業のご依頼です。
新しくテナントが入る店舗の改修にあたり、
営業時間外の「顔」となるシャッターの塗装を担当させていただきました。
長年使用されてきたシャッターは、
錆や塗膜の劣化よりも「汚れ・くすみ」が目立つ状態。
清掃やメンテナンスでは落としきれず、塗装によるリフレッシュを行うことになりました。
【シャッターの構造と塗装の注意点】
まず知っておきたいのが、シャッターの構造。
一般的なスチール製シャッターは、
「スラット」と呼ばれる細長い金属板が連結され、
それが**巻き取り軸(シャッターボックス内)**に収納される仕組みになっています。
スラットは開閉のたびに“折れ曲がり”動作を繰り返すため、
通常の外壁のように厚塗りをしてしまうと、塗膜の割れや動作不良を起こしてしまいます。
そのため、
「見た目に劣化が少ない場合、無理に塗装はおすすめしない」
というのが塗創建の基本的な考え方です。
塗ること自体が目的ではなく、
動作性と耐久性のバランスを保つことが最優先。
これがシャッター塗装の一番のポイントです。
【施工内容】
■ 下地処理(ケレン・脱脂)
急な追加工事ではありましたが、
まずは**脂分の除去(アセトン拭き)と目あらし(ケレン)**をしっかり行いました。
この工程を丁寧に行うことで、塗料の密着性を高めます。
■ 下塗り(錆止め)
シャッターの細かな凹凸や可動部分にムラなく塗るため、
刷毛と短毛ローラーによる薄づけ塗装を採用。
ローラーは塗料を薄く均一にのせる「短毛タイプ」を使用しています。
厚みをつけないことで、開閉動作のスムーズさを維持します。
■ 中塗り・上塗り(仕上げ)
仕上げはN90ホワイトをベースに調色した明るいホワイト。
時間と仕上がりのバランスを考え、
-
折り曲がる部分や溝の深い箇所 → スプレー塗装
-
平面部分 → 短毛ローラー仕上げ
と塗装方法を使い分けました。
スプレーは吹きムラが出やすい分、均一に仕上がる職人技が必要な工程です。
【施工前 → 施工後】




施工前は黒ずみやくすみで暗い印象だったシャッターも、
施工後は明るいホワイトに一新。
店舗全体が清潔で明るく見え、
「お店の第一印象」がぐっと良くなりました。
【シャッター塗装の豆知識】
■ 厚塗りはNG!
シャッターは構造上、厚みのある塗膜が苦手です。
厚塗りすると「塗料が噛み込む」ような状態になり、
開閉時にガリガリと音を立てたり、巻き上げ不良を起こすことがあります。
■ 塗膜が割れる前にメンテナンス
サビや塗膜割れが進むと、塗装だけでなく部品交換が必要になることも。
定期的な点検や早めの再塗装で、長く使い続けることができます。
■ スプレー塗装のメリット
スプレー塗装はムラが少なく、
金属のシャッターに滑らかで均一な塗膜を作ることが可能。
店舗やビルの美観維持には非常に有効な方法です。
【まとめ】
シャッターは「動く外壁」とも言える重要な部分。
見た目の美しさだけでなく、動作性・防錆性・耐久性が求められる塗装です。
塗創建では、建物や用途に合わせて最適な方法を選定し、
「ただ塗る」だけで終わらせない施工を心がけています。
【お問合せ】
「店舗のシャッターが汚れてきた」
「サビはないけれど、見た目をきれいにしたい」
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現場調査・お見積りは無料です。
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