アスファルトシングルとは
ガラス基材(無期刑材料)にアスファルトを塗覆した柔軟のある材料です。表面には石粒を吹き付け接着させてあり、複雑な構造の屋根に向いており、100年以上前の開発された北米で、人気の屋根材です。
メリット
- 防水性に優れている
- 防音性が高い軽く耐震性に優れている
- デザイン性が高い
- 金属ではないので錆びない
- 柔らかい素材なのでひび割れがなく施工しやすい
デメリット
- 表面の石が剥がれやすい
- 勾配の緩い屋根には向かない
- 苔、カビがはっせいしやすい
- 風でめくれや吹き飛ばされやすい
シングル屋根の耐久性
10年〜20年ですが、20年〜30年の商品も出ているようです。立地条件や気候により、接着面が弱まり、屋根材の飛散のリスクは高まります。メンテナンス期間が12年ほどで重ね葺きや塗装を検討するといいでしょう。日常のできる範囲で、また業者への依頼も視野に入れ、こまめな点検でメンテナンスをした方が良いでしょう。
アスファルトシングルの塗装
アスファルトシングルは小さな小粒でコーティングされているので、剥がれや落下を防ぐため塗装をする事で保護をし、コケや汚れが目立ちやすいため外観も綺麗にします。
アスファルトシングル塗装時期
- 色褪せや汚れが目立ってきている
- 石粒が落ちている
直ぐに雨漏りをするというわけではありませんが石粒が雨樋を詰まらせたり、屋根材の接着が弱まり飛散、落下してくる事もあります。
塗装方法
アスファルトシングルには水性塗料を使います。スレート屋根など多くは溶剤系の油性塗料を使うことが多いですが、シングル屋根に使われているアスファルトの成分を、溶剤塗料では溶かしてしまうため、水性塗料を使います。
高圧洗浄→下地補修→下塗り→上塗り→上塗り→縁切り
雨漏りを防ぐために聞くことのある『縁切り』ですが、スレート屋根では『タスペーサー』というものを挟みますが、シングル屋根には使用できないため、塗装後に塗料で埋まってしまった隙間をカットします。これを怠ると、雨水などの出入り口を塞いでしまい、雨漏りの原因となってしまうためです。
塗装の他に、葺き替えやカバー工法の手段もあります。塗装よりも費用はかかるため、屋根の状態に合わせて最適なメンテナンスを選ぶと良いでしょう。
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