先日見積もりのご依頼で、無機塗料を選ぶ一つのとても良い理由での打ち合わせをさせて頂きました。そんなお話の内容に、高耐久で費用節約にもなる無機塗料を一緒にご紹介します。
無機塗料とは
無機塗料は、紫外線でほとんど劣化しない無機物と、太陽で劣化する性質のある有機物を配合して作られている塗料です。硬質である無機物に対して、塗料として塗ることの出来る状態まで有機物のウレタンやシリコンなどを配合して作られています。無機物に近い塗料ほど性能は良くなり、配合率はメーカーによって様々です。
少量でも無機物が入っていれば、無機塗料と呼ばれるため、重要なの成分の配合率です。そのため各メーカーでも無機塗料と言っても耐用年数にばらつきがあります。内容成分は見た目ではわかりませんが、より強い樹脂が含まれていれば金額も高くなります。
見積もりのご依頼内容
今回、主にお話をさせて頂いたご主人様の要望です。建物はハウスメーカーの建物で、屋根なし、外壁メインの見積もりです。ご主人は、高耐用年数の無機塗料でのご希望でした。無機塗料の耐用年数はおおよそ20年、歳をとった時の再塗装を避けるためと、もし私が先立っても妻に苦労をかけないようにと、建物と奥様への配慮が含まれていました。
相見積もりも取られており金額をメインにされる世の中で、敢えてコーキング時は無機塗料の耐用年数に合わせて高耐用年数をもつコーキング材『オートンイクシード』を、外壁塗料は、中塗りと上塗りの成分が違う事により高いレベリング性と上塗りの性能を引き出し、ラジカル制御効果と従来の硬質化によるひび割れ対策もされている『パーフェクトトップセラミックトップG』選択肢し、耐用年数と塗料の信頼性を重視に見積もりをさせて頂きました。
残念ながら金額面では高騰になってしまい、見積りは通りませんでした。しかし塗創建よりもお客様に合う塗装業者さんが見つかったと思っています。見積もりが通らなかったのは残念でしたが、今回のような思いで先を見据え、家族を思い塗装をされる方もいるのだと、とても嬉しく思いました。
今回は、シリコン、ウレタンやフッ素、無機塗料など成分までは気にしていないと思います。この施工金額が安く安くなる時代の中、依頼者も請負業者もより安い物をと、思ってしまう世の中で、安い塗料を使わざる得ない状況は日常的です。いいものは高い、安いものはそれなり、塗料だけでなく日常製品も同じですね。
無機塗料に興味があり、塗料は何を選べば良いかわからない時は、八王子の外壁塗装、屋根塗装は、塗装業者の塗創建にお問合せ、ご相談ください。