外壁塗装、屋根塗装をされるとき耐用年数や塗料のグレード、金額に目が行ってしまうところですが、どんなに安くても良い塗料を使っても、下地に対応した下塗り材、塗り回数が施されなければ塗料の効果をしっかりと発揮できません。
塗り回数は3回が基本
工法や塗る塗料にも取りますが、外壁や屋根のほとんどが3回塗りです。1回目の下塗り材で、下地との接着効果を上げ、中塗りで選んだ塗料を塗っていきます。この時点で下地が痛んでない状態での塗り替えであれば綺麗にはなりますが、もう一度上塗りをかけることで塗料の効果が発揮されます。また下地が痛んでる場合、中塗りでは艶にムラができ綺麗に仕上がりません。
痛みの激しい下地の場合、下塗りを2回入れる場合もあります。
メーカーでの各塗料の塗り回数、工法がそれぞれカタログなどに記載されています。その工法を守ることで塗料の指定耐用年数、すぐに剥がれず、遮熱、防錆、防火などの効果を発揮できます。
安い施工金額に注意
たまに見かけますが、その施工金額でまともに塗装できるのかと思うチラシなどあります。安いという事は、どこかで企業努力をしなければなりません。ある程度までは集客するためには企業努力をして可能ですが、安くやるには大抵は手を抜く方法しかありません。
単純に塗り回数を減らすのが手っ取り早く手を抜け、かかる人数、塗料、時間を短縮でき効率よく手間を省けます。ヒドイ場合は上塗りを直接塗り終わらせる事です。もちろん塗料の効果は発揮されず、それどころか剥がれてくるでしょう。下地の状態では1回塗りでも、塗りたてはわかりらない場合があります。
たまに下塗りを塗った状態で、『綺麗になったわね』とお声がけをいただきますが、一般から見るとわからないものだと思います。そのため騙されやすい点でもあるのかと実感します。
この金額で3回塗りで施工しますと言いながら、離席を上げたいので1回塗りでやりますなんて業者はいないと思います。どんなに大手でも来る職人に施工金額がいくら払われているのかわかりません、大元に払っている金額が大きくても作業する職人への金額が安ければ、その分しか職人も施工できません。施工業者探しも面識のない人に依頼する事がほとんどだと思います。
何社がに相見積もりをとり、内訳や施工内容などを確認の上で、安さだけにとらわれない塗り替えをおすすめします。
八王子市の外壁塗装、屋根塗装は塗創建にお問い合わせください。