〜見た目がキレイでも危険なサイン〜

外壁塗装を検討している方の多くが、
「色あせてきたからそろそろかな」「チョーキングが出てきた」
といった“見た目”の変化をきっかけにご相談されます。

しかし、塗創建が実際に八王子市内で行っている現地調査では、
見た目だけでは気づけない“本当の問題”が隠れているケースが少なくありません。

今日はその中でも、特に多い「放っておくと後悔する実例」をご紹介します。

■問題点①：外壁の“ひび割れ”より怖い、シーリングの内部劣化

多くの方が見落としがちなのが、外壁同士のつなぎ目にあるシーリング（コーキング）。
見た目はまだ大丈夫そうに見えても、内部はすでに硬化・収縮していることがあります。

現地で実際にカッターを軽く当てて確認すると、
ポロッと欠けるように割れてしまうことも。

この状態を放置すると、外壁の裏側に毛細管現象で水が侵入し、断熱材や下地木部が腐食する恐れがあります。
表面の塗り替えだけでは直らない、内部の傷みが進行している可能性があるサインです。

一度も塗り替えをしていないと、高耐久でないコーキング部分は外壁よりも早く劣化時期が訪れる傾向が高いです。特に日当たりが良い面は劣化進行が非常に早いです。

■問題点②：屋根の“重ね塗り”の危険性

「以前に塗装したから、今回は軽く塗るだけで大丈夫ですか？」
というご相談もよくいただきます。

しかし実際に現地で確認すると、長い年月塗り替えをしていないと剥がれているのは純粋な経年劣化ですが、短期間で以前の塗装が旧塗膜の密着不良や剥がれを起こしているケースが多くあります。

この上から塗装を重ねると、短期間で塗膜の浮き・剥がれが起きます。
塗創建では、そうした場合には 下地の密着試験を実施し、必要であれば旧塗膜を除去してから塗装します。

工事金額をここで、安価に済ませるとちゃんとした下地処理もされず塗られてしまうケースは当たり前のように起こります。

“今ある塗膜を信じて塗る”のではなく、
“信じられる下地をつくってから塗る”——これが本当の意味での長持ち施工です。

■問題点③：雨樋や付帯部のサビ・ゆがみ・固定不良

塗装業者の中には「外壁・屋根」しか見ない業者もありますが、
塗創建では 雨樋・水切り・庇・シャッターボックスなど付帯部も調査します。

なぜなら、外壁の塗り替え後にトラブルが起きるのは、
意外にもこうした「細部」からの場合もあるからです。

実際に雨樋の詰まりなどから漏水につながったケースもあります。

例えば、雨樋のに不具合があると正常に雨水を地面へと運べず　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　建物本体に雨水が直接流れる時間が多くなり劣化を促進させます。

現地調査の段階で見逃さないことが、
工事後の“安心”につながります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もちろん足場がない状態での現地調査なので可能な範囲になります。

■問題点④：見えない部分の“通気の悪さ”

八王子は夏場の湿度が非常に高く、冬は朝晩の冷え込みが強い地域。
この気候条件の中で問題になりやすいのが、通気不足による内部結露です。

主にサイディングは、通気工法で施工されていないお宅もございます。その場合内部の結露が外部へ逃げきれず見えない部分の劣化が進行します。どんなに高級な塗料を使っても、通気が悪い家は長持ちしません。

調査により、透湿性のある塗料を選定し、塗装面にあった塗料で施工します。ここを間違えると、塗膜の膨れやさらに悪い状況につながる場合があります。

■塗創建の現地調査が“無料”でも内容が濃い理由

塗創建では、見積もりを出す前に30〜60分かけて細部まで確認します。
それは「正確な見積もりは、正確な現地調査からしか生まれない」と考えているからです。

調査では、

• 外壁・屋根の劣化具合

• 下地・コーキングの状態

• 付帯部や通気の確認

• 劣化原因の特定（雨・結露・紫外線など）

■まとめ：「現地調査＝工事のすべての基礎」

外壁塗装の成功は、見積もりの数字ではなく、調査の精度で決まると塗創建は考えています。

現地調査で「見えない部分」をどれだけ見抜けるか。
それが、塗装の持ち・仕上がり・信頼すべてに直結します。

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