サイディングの柄を塗りつぶしたくない

日本ペイントカタログより

近年の外壁は、窯業系サイディングが多く見かけられます。

デザインも豊富で、レンガ風やタイル風な柄までありますが、その柄を残したい場合の塗装が無色透明のクリヤー塗装です。

おすすめの塗料は日本ペイントの『ピュアライドUVプロテクトクリヤー』です。

自動車塗料でも使われるクリヤー塗料ですが、この車に使われる塗料の圧倒的なシェアを誇る日本ペイントから建物に応用されたの『ピュアライドUVプロテクトクリヤー』です。　　　　

日本ペイントカタログより

外壁が劣化、色褪せる前におすすめ

外壁塗装を塗りつぶ場合、痛んだ外壁に、シーラーやプライマーなどで密着性を高めるために痛んだ外壁には必衰になります。

劣化が進んでしまった外壁には、クリアー塗装はおすすめできなくなってしまうのです。

新築時からクリアー塗装を考えているのであれば、１０年以内に、欲を言えば７年〜８年のうちには塗り替えをおすすめします。

ご依頼を受け、現場調査の劣化症状の結果によっては、塗りつぶしをお勧めする場合もあります。

クリヤー塗装のメリット、デメリット

• メリット

1. 外壁の質感を残しながら、保護することができる
2. 外壁にツヤを出すことができる（艶あり、３分艶などを選んだ場合）
3. 色をつけるための顔料が入ってないためチョーキング現象が発生しない

• デメリット

1. ひび割れや汚れの跡は消せない
2. 色褪せの進行具合では効果を発揮できない
3. シーリングの上には塗装できない
4. 光触媒、無機、フッ素などでコーティングされた素材は剥がれやすい

まとめ

クリヤー塗料は浸水性やUVカットなどで保護できる点から、好んで選択される方が多いですが

クリヤー塗料の相性が悪いなどの場合、塗りつぶしの方が、良い場合もあります。

建物の現状を把握し、適切な塗り替え方法をおすすめします。

外壁塗装は八王子の塗創建にお問い合わせください。