今日のブログは、塗り替えを考え始めた方に向けて
外壁塗装や屋根塗装の仕事をしていると、
「そろそろ塗装した方がいいのかな?」
「外壁のこの部分が気になるんだけど……」
「屋根は自分では見えないから分からない」
といったご相談をいただくことがあります。
そして、実際にお話をしていると、
「塗装を考え始めたけれど、何から始めればいいのか分からない」
という方が意外と多いことに気付きます。
インターネットで調べれば、外壁塗装についての情報はたくさん出てきます。
塗料のこと。
費用のこと。
塗装時期のこと。
業者選びのこと。
屋根塗装のこと。
もちろん、こうした情報を知ることも大切です。
でも、その前に一つだけやっておいてほしいことがあります。
それは、
「今のご自宅の状態を、自分でも一度確認してみること」
です。
そこで今日のブログでは、
八王子市でこれから外壁塗装・屋根塗装を検討される方に、見積もりを依頼する前にスマートフォンで撮っておいてほしい写真
についてお話しします。
「まだ塗装すると決めていない」
「いつ塗装すればいいのか分からない」
という方でも大丈夫です。
まずは現在の家の状態を知る。
そのために、今日からできる簡単な方法をご紹介します。
① 家全体を4方向から撮る
まずは難しく考えず、
家全体の写真を撮ってください。
できれば、
- 正面
- 左側
- 右側
- 裏側
の4方向です。
この写真は、細かい劣化を確認するためというより、
「家全体を記録する」
ための写真です。
例えば数年後に見返したとき、
「この部分、前はこんな色だったんだ」
「この汚れは以前からあったのか」
という比較ができます。
また、外壁は一面だけを見て判断するものではありません。
日当たりの良い面と、日陰になる面。
雨が当たりやすい面。
風が抜ける面。
隣の建物に近い面。
それぞれで劣化の進み方が変わります。
② 外壁を少し近づいて撮る
次は外壁です。
家全体の写真だけでは、細かい状態が分かりません。
そこで、外壁を少し近づいて撮影します。
特に、
「なんとなく気になる場所」
を撮ってください。
例えば、
- 色が変わっている
- 表面が白っぽい
- 汚れが目立つ
- 黒ずんでいる
- 塗膜が浮いているように見える
- 小さなひびがある
などです。
ここで重要なのは、
「劣化しているかどうかを自分で判断すること」ではありません。
「何となく気になる」
それだけで十分です。
写真があれば、後から状態を確認しやすくなります。
③ 外壁を触って「白い粉」が付いた場所を撮る
外壁を手で軽く触ってみて、
手に白い粉のようなものが付く。
いわゆるチョーキングです。
これは塗膜の劣化を確認するときによく見る症状の一つです。塗創建の過去記事でも、紫外線や風雨による劣化の代表的な症状として紹介しています。
もし白い粉が付いた場合、
「ここが白くなっていました」
という場所を写真に残しておくといいでしょう。
ただし、
チョーキングが出た=必ず今すぐ塗装
という単純な判断ではありません。
劣化の程度や他の症状と合わせて確認することが大切です。
④ ひび割れは「遠くから」と「近くから」の2枚
ひび割れを見つけた場合は、
1枚だけでなく2枚撮ってください。
まず、
遠くから1枚。
「家のどの場所にあるのか」が分かる写真です。
そして、
近くから1枚。
「どんなひびなのか」が分かる写真です。
この2枚があるだけで、場所がかなり分かりやすくなります。
例えば、
「南側の窓の横です」
「玄関の上です」
「ベランダの下です」
という情報と一緒に残しておけば、後で確認するときにも役立ちます。
ひび割れには状態の違いがあります。
細いひびもあれば、幅や深さが気になるものもあります。
ですから、
「ひびがある=全部同じ」
ではありません。
⑤ コーキングは「割れ」だけでなく「隙間」を撮る
サイディングのお宅で、ぜひ見てほしいのがコーキングです。
外壁そのものはきれいに見えても、
目地の部分だけ傷んでいる
ということがあります。
例えば、
- ひび割れ
- 肉やせ
- 硬化
- 剥離
- 隙間
などです。
特に、
外壁とコーキングの間に隙間ができていないか
を見てください。
塗創建の現地調査記事でも、外壁の見た目だけでは分からないシーリング内部の劣化があることを紹介しています。
つまり、
「外壁がまだきれいだから大丈夫」
とは限りません。
⑥ 屋根は「無理して見に行かない」
ここは非常に大切です。
屋根を確認しようとして、
屋根に上がる必要はありません。
むしろ、ご自身で屋根に上がるのはおすすめしません。
地上から見える範囲で、
- 色あせ
- サビ
- 苔
- 剥がれ
- 屋根材のズレ
- 板金の浮き
など、気になるところがあれば写真を撮っておきましょう。
2階の窓から見える屋根があれば、そこから撮影するのも一つです。
ただし、
「屋根の状態は自分では分からない」
という場合は、それで問題ありません。
屋根は現地調査で確認してもらえばいいのです。
⑦ 雨樋・破風・軒天も撮っておく
外壁塗装を考えると、どうしても外壁だけに目が行きます。
しかし、家には外壁以外にも塗装やメンテナンスを考える部分があります。
例えば、
- 雨樋
- 破風板
- 軒天
- 水切り
- 霧除け
- シャッターボックス
- 雨戸
などです。
これらは「付帯部」と呼ばれることがあります。
塗創建でも、屋根や外壁が比較的高耐久な建物でも、軒天・破風・雨樋などの付帯部が先に劣化するケースについて紹介しています。
だからこそ、
外壁だけを見て終わりにしない。
これも塗り替え前の大切なポイントです。
⑧ 「前回の塗装時期」が分かれば写真と一緒に残す
最後に、ぜひ確認してほしいのが、
前回いつ塗装したのか
です。
もし、
- 見積書
- 請求書
- 工事契約書
- 工事写真
- 使用した塗料の資料
などが残っていれば、スマートフォンで写真を撮っておいてもいいでしょう。
これは非常に役立ちます。
同じ「築20年」の家でも、
一度も塗装していない家と、
10年前にきちんと塗装している家では、
現在の状態を判断する材料が違います。
さらに、前回どんな塗料を使ったのかが分かれば、今回の塗装を考える際の参考にもなります。
写真を撮る目的は「自分で診断すること」ではありません
ここまで読んで、
「自分でそこまで判断できないよ」
と思われた方もいると思います。
大丈夫です。
そもそも、
お客様自身で診断する必要はありません。
写真を撮る目的は、
「今の家を記録しておくこと」
です。
そして、
「ここが気になります」
と相談できる状態にしておくことです。
外壁塗装について調べ始めたばかりなら、それで十分です。
実は「気になる場所」を伝えてもらえると、相談しやすくなります
例えばお問い合わせのときに、
「外壁塗装を考えています」
だけでももちろん大丈夫です。
でも、
「南側の外壁に細かいひびがあります」
「コーキングが割れています」
「北側に苔が増えてきました」
「屋根の色がかなり変わってきました」
など、気になっている場所を伝えてもらえると、
「何が一番心配なのか」
が分かります。
そのうえで現地を確認すれば、
お客様が気になっている部分と、実際の建物の状態を照らし合わせて考えることができます。
「塗装する時期なのか分からない」から相談しても大丈夫
塗装を検討している方の中には、
「まだ工事をすると決めていない」
という方もたくさんいます。
それで構いません。
むしろ、
「塗装した方がいいのかな?」
と思った段階で一度状態を確認しておくことには意味があります。
塗創建の過去記事でも、すべての家が今すぐ塗装する必要があるわけではなく、劣化の「症状」だけでなく「進行度」を見ることが重要だとしています。
だから、
「今年やる」
「来年やる」
「もう少し様子を見る」
という判断は、状態を確認してからでも遅くありません。
他社から見積もりを取っている方も、そのままで大丈夫です
すでに他社から見積もりを取っている方もいると思います。
その場合、
「もう他社に頼んだから、別の塗装店には相談しにくい」
と思わなくて大丈夫です。
見積書があるのであれば、それを参考資料として見せていただくこともできます。
例えば、
「この工事は何のため?」
「この部分は本当に必要?」
「もう少し予算を抑えられない?」
というところを一つずつ確認できます。
塗創建では、
必要な工事まで削って安くする
という考えではなく、
必要な工事を残しながら、見直せる部分がないかを考える
という対応をしています。
すでに他社で作成した見積もりがある方も、
その内容を参考に、より抑えられる方法がないか検討することは可能です。
外壁塗装は「検索する」前に「自分の家を見る」
インターネットで調べれば、
外壁塗装の情報はたくさん出てきます。
塗料の種類。
施工方法。
劣化症状。
屋根塗装。
見積もり。
業者選び。
どれも大切です。
でも、最終的に一番大切なのは、
「自分の家は今どうなっているのか」
です。
同じ八王子市の家でも、立地や日当たり、外壁材、過去のメンテナンスによって状態は違います。
だから、
「ネットに築10年と書いてあったから」
「一般的に10年だから」
だけで決める必要はありません。
今日、まずスマホで8枚撮ってみてください
最後にまとめます。
塗り替えを考え始めたら、まずは次の写真を残してみてください。
塗装前に撮っておきたい8枚
① 家全体・正面
② 家全体・左右・裏側
③ 気になる外壁
④ ひび割れ
⑤ コーキング
⑥ 地上から見える屋根
⑦ 雨樋・破風・軒天など
⑧ 前回塗装の資料
全部きれいに撮る必要はありません。
「ここが気になる」
という場所を残しておけば十分です。
そして、
写真を撮ったからといって、すぐ塗装する必要もありません。
まずは、
「今の家を知る」
ことから始めてみてください。
八王子市で塗り替えを考えている方へ
外壁塗装は、家をきれいにするだけの工事ではありません。
雨や紫外線から建物を守るためのメンテナンスでもあります。
だからこそ、
「そろそろかな?」
と思ったときに、いきなり契約するのではなく、
まず現在の状態を確認する。
そして、
必要な工事なのか。
どこまでやるのか。
今やるべきなのか。
を考える。
そのうえで納得して工事を決めることが大切だと思います。
八王子市で、
「外壁塗装を考えているけど、まだ時期が分からない」
「家のこの部分が気になっている」
「屋根も見てほしい」
「他社の見積もりをもらったけれど、内容を見てほしい」
という方は、まずはお気軽にご相談ください。
塗装することを決める前に、今の家の状態を知る。
塗創建では、そこから一緒に考えています。
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