■目次
1.ラジカルとは
2.ラジカル塗料とは
3.ラジカルのメリット、デメリット
4.人気の高まってきているラジカル制御型塗料
1.ラジカルとは
2.ラジカル塗料とは
3.ラジカルのメリット、デメリット
4.人気の高まってきているラジカル制御型塗料
ラジカル、ラジカル塗料
ラジカルとは
ラジカルという言葉は『急進的な』という意味合いを持ち、不対電子を持つ原子や分子、あるいはイオンの事を指し、フリーラジカルや遊離基‘とも呼ばれる。反応性が高く生成するとすぐに他の原子や分子との間で酸化還元反応を起こし、安定したイオンを形成する。
ラジカル塗料のラジカルとは、酸素、紫外線、水などが顔料に接触する事で発生する劣化因子です。
ラジカル塗料とは
ラジカル塗料とは、『高耐候酸化チタン』と『高安定剤』が配合されています。劣化因子のラジカルを限りなく抑える塗料です
- 高耐候酸化チタン:ラジカルの発生がしづらくなる効果
- 高安定剤:発生したラジカルを捕まえ封じ込める効果
2012年日本ペイントがラジカル塗料を販売したのが世界初で、その後他社からも販売し始めています。
外装用塗料による合成樹脂の期待耐用年数(目安)
- アクリル樹脂塗料:4~6年
- ウレタン樹脂塗料 :6~9 年
- シリコン樹脂塗料 :7~13 年
- ラジカル塗料:8年〜16 年
- フッ素樹脂塗料:15年〜20年
ラジカル塗料のメリット、デメリット
メリット
- チョーキングが起こりにくい
- 防汚性、防カビ性に優れている
- コストパフォーマンスに優れている
- 塗装時の光沢の持続
- 幅広い下地との相性の良さ
デメリット
- 新しい塗料のため施工事例が少ない
- 濃い色の希望に添えないことがある
人気の高まってきたラジカル制御型塗料
発売されてから施工事例に実績が少ない塗料ですが、シリコンより優れている点と施工費用が大きく変わらない事で、ラジカル塗料の人気は高まっています。施工する側もとても作業しやすい塗料になっています。最終的には建物にあった塗料選びが1番です、選択の中にラジカル塗料を入れるのもお勧めです。
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