春夏秋冬、『一年間で一番塗り替えに適している時期は?』と疑問をもつ事があると思います。関東近辺に関しては、どの季節でも、塗り替え作業を行う事は可能な条件下にあります。天候や気温によって、作業対応を理解し行なってくれる業者が重要です。また雨の日に外壁塗装を行うことは一般的には望ましくありませんが、特定の状況下、内容では作業が可能であり必要になる場合もあります。これから梅雨の時期がやってきます。このブログでは、雨の日の外壁塗装におけるできることとできないことについて、詳しく解説します。
雨の日の外壁塗装でできること
1. 下地準備や修理作業: 雨の日でも、塗装作業以外の下地準備や修理作業は行うことができます。古い塗料の剥がし作業やクラックの修理など、建物の状態を整える作業は雨天に関係なく進めることが可能です。
2. 塗料の準備と検討: 塗料の選定や準備作業は雨の日に行うことができます。塗料の種類や色合いの検討、必要な材料や道具の用意など、塗装作業に必要な準備を進めることができます。
3. 屋内の仕事: 同時に室内作業があれば、雨の日には屋内での作業を行うことができます。塗装作業の中断中に、建物内部の清掃や整理、設備の点検など、屋内での作業を進めることができます。
4. 養生作業: 降水量によって、汚してはいけない場所の養生作業が可能です。テープが付けば養生作業は可能です。塗料の品質にはまたく関係ないので、行う事のできる作業内容です。
5. 塗装業者の予約のしやすさ: 雨の多い時期は通常、塗装業者の予定が空いていることがあります。そのため、急な外壁塗装が必要な場合に、すぐに対応してもらえるかもしれません。
6. 雨の当たらない箇所: ベランダの下や軒先が出ている場所、雨が当たらない場所の塗装は可能です。仕上げ段階では厳しい場合も多いですが、湿度や建物への水分の含有量を予測しながらの作業は行えます。
雨の日の外壁塗装でできないこと
1. 塗料の劣化: 雨の日に塗装を行うと、塗料が水に濡れてしまい、塗料の質が劣化する可能性があります。これにより、塗装の耐久性や効果が低下するおそれがあります。
2. 塗膜の密着性の低下: 雨の日は湿度が高くなるため、外壁面や屋根など雨が直接当たる場所、水分の含有量の多い場所は、塗膜が剥がれやすく、膨れの原因にもなります。このため、塗装の寿命が影響を及ぼす可能性があります。
3. 塗装作業の困難さ: 雨の日には作業効率が低下し、塗料の乾燥時間が長くなるため、作業が困難になります。また、足場や塗装用具が滑りやすくなるため、作業スピードが低下する可能性があります。
まとめ:
雨の日の外壁塗装は、雨が当たる場所、含有率の多い場所は塗装作業そのものを行うことは避けるべきです。雨水が塗料に混じると塗膜の品質が低下し、耐久性や外観の美しさに影響を与える可能性があります。しかし安全を考慮し、作業が可能な内容もある事はご理解していただけたらと思います。雨天での作業内容を業者に説明を聞き、理解した上で作業をしてもらう事をお勧めします。塗装作業の開始を延期するか、天候が回復するまで待つことも重要です。
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