施工ポイント

築年数７０年の歴史ある平家の板金屋根塗装をさせて頂きました。

全体的に劣化は見られました。瓦棒の一部範囲が腐食欠損をしていました。発泡ウレタンで穴を塞ぎ、ポリエステルパテで施工、最後にコーキング処理を行いました。棟板金の繋ぎ目や劣化の激しい部分と、釘頭各所もコーキングで防水処理をしました。

スクレーパーとガンコで旧塗膜の弱い部分の除去、目荒らしを行い塗料との密着しやすいようにケレンしました。

下塗りは錆止溶剤塗料の２液型ハイポンプライマーⅡの塗装です。遮熱塗料ではないですが、色はグレーを使用し、少しでも熱の吸収を下げられればと選定しました。

上塗りは、ラジカル塗料のファンパーフェクルーフを使用、中塗り上塗りの２工程でしっかり塗膜をつけていきます。

玄関上部の一部がステンレスで施工されており、前回の塗装で施工されていたので、下塗りにミッチャクロン同等品のトハンプライマーを塗装した後に、３工程で施工しました。

今回は寒い時期での屋根塗装工事、気をつける点は、北面が主に朝露により濡れていること、夕方３時以降塗装は艶が引けてしまう可能性が高いことの２点です。スムーズに作業を進めるために上手く段取りを組まないと、１〜２日工期が伸びてしまいます。

お客様の気になっていた。一部雨樋の交換と一部塗装をしました。

幸い晴れが続き作業はスムーズに進みました。

工期は６日間。

ありがとうございました。

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